2011年02月01日
映画俳優組合賞、『英国王のスピーチ』が最高賞獲得
米アカデミー賞前哨戦のひとつ、第17回映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)の各賞が30日に発表され、『英国王のスピーチ(The King's Speech)』が映画部門の最高賞に当たるアンサンブル演技賞と主演男優賞を獲得した。
映画部門の受賞結果は以下のとおり。
■主演男優賞:コリン・ファース(Colin Firth)--『英国王のスピーチ』
■主演女優賞:ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)--『ブラック・スワン(Black Swan)』
■助演男優賞:クリスチャン・ベール(Christian Bale)-- 『ザ・ファイター(The Fighter)』
■助演女優賞:メリッサ・レオ(Melissa Leo)--『ザ・ファイター』
■アンサンブル演技賞:『英国王のスピーチ』
(c)AFP
2011年01月31日
全米監督組合賞、栄冠は『英国王のスピーチ』に
第63回全米監督組合(Directors Guild of America、DGA)賞の授賞式が29日、米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)で開催され、『英国王のスピーチ(The King's Speech)』のトム・フーパー(Tom Hooper)監督が最高賞を受賞した。
DGA賞は来月発表されるオスカーの行方を占う重要な映画賞のひとつ。1948年以降、DGA賞の受賞者とアカデミー賞監督賞の受賞者が異なったことは6度しかない。『英国王』はオスカー獲得に向けて新たな勢いを得た。
DGA賞のその他の候補者は、『ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)』のデヴィッド・フィンチャー(David Fincher)監督、『ブラック・スワン(Black Swan)』のダーレン・アロノフスキー(Darren Aronofsky)監督、『インセプション(Inception)』のクリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)監督、『ザ・ファイター(The Fighter)』のデヴィッド・O・ラッセル(David O. Russell)監督だった。(c)AFP/Michael Thurston
2011年01月25日
ラジー賞ノミネート発表、『トワイライト』や『SATC2』が最低映画候補に
2010年の最低な映画に贈られるゴールデン・ラズベリー賞(通称:ラジー賞、Golden Raspberry Awards、Razzies)のノミネーションが24日、米ロサンゼルス(Los Angeles)で発表され、『エクリプス/トワイライト・サーガ(Twilight Saga: Eclipse)』や『セックス・アンド・ザ・シティ2(Sex & The City 2)』、『エアベンダー(Last Airbender)』などがノミネートされた。
同賞の主催者が特に「常習犯」と名指ししたM・ナイト・シャマラン(M. Night Shyamalan)監督の『エアベンダー』は、最低監督賞、作品賞、リメーク賞、脚本賞、カップル/アンサンブル賞、さらに今回新設された「3Dの使い方を間違えた目に悪い作品」賞などにノミネートされた。
主催者によれば、昨年、「ハリウッド映画の大半がリメークか、リブート(再起動)か、リ・イマジニング(再創造)か、完全な盗作だった。つまり、最低映画賞にとっては当たり年だった」という。
ラジー賞の発表は、アカデミー賞授賞式前日の2月26日に行われる。
主要部門のノミネート結果は以下のとおり。
<最低作品賞>
−『バウンティー・ハンター(The Bounty Hunter)』
−『エアベンダー』
−『セックス・アンド・ザ・シティ2』
−『エクリプス/トワイライト・サーガ』
−『ほぼトワイライト(Vampires Suck)』
<最低男優賞>
−ジャック・ブラック(Jack Black)--『ガリバー旅行記(Gulliver's Travels)』
−ジェラルド・バトラー(Gerard Butler)--『バウンティー・ハンター』
−アシュトン・カッチャー(Ashton Kutcher)--『キス&キル(Killers)』『バレンタインデー(Valentine's Day)』
−テイラー・ロートナー(Taylor Lautner)--『エクリプス/トワイライト・サーガ』『バレンタインデー』
−ロバート・パティンソン(Robert Pattinson)--『エクリプス/トワイライト・サーガ』
<最低女優賞>
−ジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)--『バウンティー・ハンター』『The Switch』
−マイリー・サイラス(Miley Cyrus)--『ラスト・ソング(The Last Song)』
−“4人の女友達”:サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)、キム・キャトラル(Kim Cattrall)、クリスティン・デイヴィス(Kristin Davis)、シンシア・ニクソン(Cynthia Nixon)--『セックス・アンド・ザ・シティ2』
−ミーガン・フォックス(Megan Fox)--『ジョナ・ヘックス(Jonah Hex)』
−クリステン・スチュワート(Kristen Stewart)--『エクリプス/トワイライト・サーガ』
<3Dの使い方を間違えた目に悪い作品賞>
−『キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争(Cats & Dogs: The Revenge of Kitty Galore)』
−『タイタンの戦い(Clash Of The Titans)』
−『エアベンダー』
−『The Nutcracker 3D』
−『ソウ ザ・ファイナル 3D(Saw 3D)』
<最低監督賞>
−ジェイソン・フリードバーグ(Jason Friedberg)/アーロン・セルツァー(Aaron Seltzer)--『ほぼトワイライト』
−マイケル・パトリック・キング(Michael Patrick King)--『セックス・アンド・ザ・シティ2』
−M・ナイト・シャマラン--『エアベンダー』
−デヴィッド・スレイド(David Slade)--『エクリプス/トワイライト・サーガ』
−シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone)--『エクスペンダブルズ』
<最低脚本賞>
−『エアベンダー』
−『Little Fockers』
−『セックス・アンド・ザ・シティ2』
−『エクリプス/トワイライト・サーガ』
−『ほぼトワイライト』
<最低リメイク・続編賞>
−『タイタンの戦い』
−『エアベンダー』
−『セックス・アンド・ザ・シティ2』
−『エクリプス/トワイライト・サーガ』
−『ほぼトワイライト』
<最低カップル/アンサンブル賞>
−ジェニファー・アニストン&ジェラルド・バトラー--『バウンティー・ハンター』
−ジョシュ・ブローリン(Josh Brolin)の顔とミーガン・フォックスの発音--『ジョナ・ヘックス』
−『エアベンダー』の全キャスト
−『セックス・アンド・ザ・シティ2』の全キャスト
−『エクリプス/トワイライト・サーガ』の全キャスト
(c)AFP
タグ:ラジー賞 ゴールデン・ラズベリー賞
2011年01月21日
英アカデミー賞ノミネート発表、『英国王のスピーチ』が最多14部門
英国映画テレビ芸術アカデミー(British Academy Film and Television Arts、BAFTA)が選ぶ英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)の各候補が18日、発表された。先日のゴールデン・グローブ賞(Golden Globe Awards)で主演賞を獲得したコリン・ファース(Colin Firth)、ナタリー・ポートマン(Natalie Portman)がともにノミネートされている。
ファースの主演作『英国王のスピーチ(The King's Speech)』が14部門の最多ノミネート。ポートマンの『ブラック・スワン(Black Swan)』が12部門で続いている。
ゴールデン・グローブ賞でわずか主演男優賞のみの受賞に終わった『英国王のスピーチ』に対し4冠を達成した『ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)』だが、英アカデミー賞では6部門のノミネートにとどまっており、2月27日のアカデミー賞(Academy Awards)授賞式を前に『英国王のスピーチ』が勢いを取り戻せるかが注目される。
英国アカデミー賞授賞式は2月13日、ロンドン(London)で開催される。
主要部門のノミネート結果は以下のとおり。
<作品賞>
- 『ブラック・スワン』
- 『インセプション(Inception)』
- 『英国王のスピーチ』
- 『ソーシャル・ネットワーク)』
- 『トゥルー・グリット(True Grit)』
<主演男優賞>
- ハビエル・バルデム(Javier Bardem)--『Biutiful ビューティフル(Biutiful)』
- ジェフ・ブリッジズ(Jeff Bridges)--『トゥルー・グリット』
- ジェシー・アイゼンバーグ(Jesse Eisenberg)--『ソーシャル・ネットワーク』
- コリン・ファース--『英国王のスピーチ』
- ジェームズ・フランコ(James Franco)--『127 Hours』
<主演女優賞>
- アネット・ベニング(Annette Bening)--『キッズ・オールライト(The Kids Are All Right)』
- ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)--『キッズ・オールライト』
- ナタリー・ポートマン--『ブラック・スワン』
- ノオミ・ラパス(Noomi Rapace)--『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(The Girl with the Dragon Tattoo)』
- ヘイリー・スタインフェルド(Hailee Steinfeld)--『トゥルー・グリット』
<助演男優賞>
- クリスチャン・ベール(Christian Bale)-- 『ザ・ファイター(The Fighter)』
- アンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)--『ソーシャル・ネットワーク』
- ピート・ポスルスウェイト(Pete Postlethwaite)--『ザ・タウン(The Town)』
- マーク・ラファロ(Mark Ruffalo)--『キッズ・オールライト』
- ジェフリー・ラッシュ(Geoffrey Rush)--『英国王のスピーチ』
<助演女優賞>
- エイミー・アダムス(Amy Adams)-- 『ザ・ファイター』
- ヘレナ・ボナム・カーター(Helena Bonham Carter)--『英国王のスピーチ』
- バーバラ・ハーシー(Barbara Hershey)--『ブラック・スワン』
- レスリー・マンヴィル(Lesley Manville)--『Another Year』
- ミランダ・リチャードソン(Miranda Richardson)--『Made in Dagenham』
<監督賞>
- ダニー・ボイル(Danny Boyle)--『127 Hours』
- ダーレン・アロノフスキー(Darren Aronofsky)--『ブラック・スワン』
- クリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)--『インセプション』
- トム・フーパー(Tom Hooper)--『英国王のスピーチ』
- デヴィッド・フィンチャー(David Fincher)--『ソーシャル・ネットワーク』
<英国作品賞>
- 『127 Hours』
- 『Another Year』
- 『Four Lions』
- 『英国王のスピーチ』
- 『Made in Dagenham』
(c)AFP/Robin Millard
2011年01月20日
ソフィア・コッポラ来日、最新作『Somewhere』をPR
映画監督のソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)が19日、最新作『Somewhere(サムウェア)』のプロモーションのため主演俳優のスティーヴン・ドーフ(Stephen Dorff)とともに来日し、都内で記者会見を行った。
同映画は、第67回ベネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)で最高賞である金獅子(Golden Lion)賞に輝いた。日本では4月2日より公開される。(c)AFP





