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2011年05月21日

流血シーンは健在、カンヌ出品の三池崇史監督作『一命』


第64回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)のコンペティション部門に出品された初の3D作品『一命』。武士の切腹という血なまぐさい描写があり、流血シーンが苦手な人は注意が必要かもしれない。

『一命』は、江戸時代を舞台にした1962年の小林正樹(Masaki Kobayashi)監督作品『切腹』を三池崇史(Takashi Miike)監督がリメイクしたものだ。19日に同映画祭で公式上映された。

 暴力描写で知られる三池監督の作品には、『殺し屋1(Ichi the Killer)』、『オーディション(Audition)』、そして最近では『十三人の刺客(13 Assassins)』などがある。監督の基準では、『一命』の描写は比較的おとなしいものだという。

 公式上映前に行われた記者会見で監督は、バイオレンスの映画を作ろうとしたことはないと話した。ストーリーと登場人物が映画のすべてであり、結果として暴力的な作品になるという。

■ストーリーは?

 本作では、瑛太(Eita)と歌舞伎俳優の市川海老蔵(Ebizo Ichikawa)が主演を務めた。海老蔵は、敷地内で切腹したいと申し出れば同情され施しを受けるだろうと願い、武家の門をたたく貧しい浪人、半四朗を演じている。

 そんな半四郎に役所広司(Koji Yakusho)演じる家老が、以前にも病にかかった幼い息子のため同じように切腹を願い出たが同情はされず、言葉通り切腹をするよう追い込まれた浪人、求女(瑛太、Eita)の話をする。

 求女は竹光で腹を幾度も刺した。血が噴出。求女は砂利の上に倒れ、刀を構えて見下ろす介錯人に早くとどめをさすよう懇願する。

 求女は半四郎の娘婿だった、半四郎は敵討ちのためにやってきたのだ。物語はそこからクライマックスへ向かう。

■パルム・ドールを狙う初の3D作品

『十三人の刺客』のような決闘シーンが少ないことを残念に思うファンに対して三池監督は、3Dでそのような複雑なシーンを撮るには時間がかかるだろうと語った。

 一方で、映画の舞台となった武家屋敷は奥行きが少なく、3Dで表現しやすかったという。

『一命』はカンヌのコンペ部門に出品された初の3D作品となったが、日本の時代劇としては既にパルム・ドール(Palme d'Or)を獲得したものがある。1980年に『オール・ザット・ジャズ(All That Jazz)』とともに同賞を受賞した黒沢明(Akira Kurosawa)監督の『影武者』だ。

 しかし、『一命』と関係が深いのは、今年の同映画祭のオープニングで名誉賞を授与されたイタリア人映画監督ベルナルド・ベルトルッチ(Bernardo Bertolucci)の『ラストエンペラー(The Last Emperor)』だろう。同作のプロデューサー、ジェレミー・トーマス(Jeremy Thomas)と、その音楽を手掛けた坂本龍一(Ryuichi Sakamoto)が『一命』にも参加している。(c)AFP/Robert MacPherson

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2011年05月14日

カンヌ国際映画祭、コンペ部門の作品上映がスタート


第64回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)は12日、2日目を迎え、最高賞パルム・ドール(Palme D'Or)を決めるコンペティション部門に出品された作品の上映がスタートした。

 先陣を切ったのは、ライオネル・シュライバー(Lionel Shriver)の小説を原作に、通学先の高校で7人を殺害した息子とその母親の関係を描いた『ウィー・ニード・トゥー・トーク・アバウト・ケビン(We Need to Talk About Kevin)』。息子への接し方に思い悩む母親をオスカー女優ティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)が、暴力的な息子をエズラ・ミラー(Ezra Miller)が演じている。

 写真は、レッドカーペットに登場したスウィントン(2011年5月12日撮影)。(c)AFP/VALERY HACHE

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2011年05月12日

第64回カンヌ国際映画祭、華やかに開幕


第64回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)が11日、南仏カンヌ(Cannes)で開幕し、ウディ・アレン(Woody Allen)監督作品『ミッドナイト・イン・パリ(Midnight in Paris)』がオープニング上映された。最高賞パルム・ドール(Palme D'Or)を決めるコンペティション部門には日本からの2作品を含む20作品が出品されており、最終日の22日に授賞式が行われる。審査委員長は米俳優ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)が務める。

 写真は、オープニング上映のレッドカーペットに勢ぞろいした審査員たち。(左から)香港の映画監督ジョニー・トー(Johnny To)、米女優ユマ・サーマン(Uma Thurman)、英俳優ジュード・ロウ(Jude Law)、ノルウェーの作家で評論家リン・ウルマン(Linn Ullmann)、ロバート・デ・ニーロ、アルゼンチンの映画プロデューサー、マルティナ・グスマン(Martina Gusman)、フランスの映画監督オリヴィエ・アサイヤス(Olivier Assayas)、香港の映画プロデューサー、ナンサン・シー(Shi Nansun)、チャドの映画監督マハマット・サレー・ハルーン(Mahamat-Saleh Haroun、2011年5月11日撮影)。(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT
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2011年05月11日

カーラ夫人、カンヌ国際映画祭に出席せず



女優デビューとなった初出演映画が11日開幕の第64回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)でオープニング上映されるフランスのカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)大統領夫人(43)が10日、「個人的な理由で」映画祭には出席できないことを明かした。
 
 RTLラジオのウェブサイトで公開されたインタビューでカーラ夫人は、個人としてカンヌ国際映画祭のレッドカーペットに立つことを夢見ていたが、残念ながら個人的、そして仕事上の理由で参加することができないと話した。

 2008年にニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領と結婚したカーラ夫人は、このところ妊娠しているのではないかと報じられているが、この話題に関しては口を閉ざしている。

 女優デビュー作となった『ミッドナイト・イン・パリ(原題、Midnight in Paris)』は、ウディ・アレン(Woody Allen)監督の作品。カーラ夫人は出演シーンは少ないが、図書館のガイドを演じ、オーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)やマリオン・コティヤール(Marion Cotillard)などと共演している。(c)AFP
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2011年05月10日

『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作、米ディズニーランドでワールドプレミア



ジョニー・デップ(Johnny Depp)主演の人気シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides)』のワールドプレミアが7日、米カリフォルニア(California)州アナハイム(Anaheim)のディズニーランド(Disneyland)で行われた。日本公開は5月20日から。写真は、ステージに登場したジョニー・デップ(右)と共演者のペネロペ・クルス(Penelope Cruz、2011年5月7日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Kevin Winter
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