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2009年07月25日

何歳になっても忘れられぬ男のロマン【華麗なるヒコーキ野郎】【アメリカ映画】

華麗なるヒコーキ野郎(THE GREAT WALDO PEPPER)


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時は1920年代のアメリカ。
かつて第1次世界大戦中に大空で戦い、その後も飛行機に魅せられて今は曲芸飛行などで田舎をまわっているパイロットのウォルド・ペッパー(ロバート・レッドフォード)。
彼は憧れのドイツ撃墜王ケスラーと対面し、やがて一騎打ちを行うことになる。
『明日に向って撃て!』、『スティング』とレッドフォードと名コンビを組んだジョージ・ロイ・ヒル監督が、大空に舞う男たちの姿を描いたノスタルジック・アクション映画の傑作。
複葉機のスローでアナログないでたちは実に味わい深く、ただスピーディなだけの現代ジェット機では決して醸し出せない真の映画的魅力にあふれており、だからこそ男たちの思いも一層ロマンティックに映えている。
デジタルよりもアナログこそを生かすという映画ならではの特質を存分に開花させた快作。

■ストーリー
第一次大戦がやっと終結した1920年代。
ここアメリカには『バーンストーミング』と呼ばれる職業があった。
単発のプロペラ機で、田舎町を飛びまわり、金をとって人々を飛行機に乗せたり、曲乗り飛行をして見せる商売で、バーンストーマーたちの多くは第一次大戦中に飛行機で戦って、その魅力にとりつかれた者たちで、ウオルド・ペッパー(ロバート・レッドフォード)もそんな男の1人だった。
そんな彼らにとって、商売仇ほど憎い者はなく、ある日、ペッパーが中西部の田舎町にやって来ると、そこでは既にアクセル・オルソン(ボー・スベンソン)という元空軍大尉が彼の市場を荒らしていた。
ペッパーはためらうことなくオルソンの愛機のタイヤを外した。
胴体着陸を余儀なくされたオルソンは、その仕返しとして女性バーンストーマー、メアリー・ベス(スーザン・サランドン)と組んでペッパーのスピード記録を破った上、大戦中ペッパーがドイツ空軍のエース、エルンスト・ケスラーと五分五分に渡り合ったという自慢話を大ボラであると人々に吹聴して廻った。
そのケスラー(ボー・ブルンデン)が、ドク・ディルホファー(フィリップ・ブランズ)率いる航空サーカスのメンバーとしてアメリカ各地を巡業していることを知ったペッパーとオルソンは早速見物に出かけた。
2人はその場で団長のディルホファーに推められ、チームを組んでサーカスに参加することになった。
サーカスに入れば、一匹狼でバーンストーミングしているよりは収入も多く、そうなればペッパーは、友人エツラ・スタイルズ(エドワード・ハーマン)が設計した新しい単発機を作り上げることが出来るかもしれない。
しかし、運の悪いことに、新しい曲芸の練習中にペッパーは大怪我をして、スタイルズとその妹で恋人のモード(マーゴット・キダー)が待つ家に送り帰されることになった。
やがて、やっとギブスから解放されたペッパーはサーカスに戻り、再びオルソンと組んで大空を駆けることになった。
ペッパーは飛行中、翼の上を歩く曲芸を思いつくが、過当競争が激しくなり始め、並の曲芸ではお客は集まらなくなっていた。
そこで曲芸に色気を加え、薄い服地をまとったメアリー・ベスが翼の上に立つことになったが、その練習中、不幸にも墜死してしまう。
戦時中、ペッパーの指揮官で今は政府の航空管視官の職にあるニュート・ピップ(ジョフリー・ルイス)はエスカレートする一方の危険な飛行機ショウにブレーキをかけるべく、メアリーの事故死を口実に飛行禁止処分にする。
一方、スタイルズは新型飛行機の組立てを完成し、翼をもぎとられたペッパーに替って試行飛行に飛びだった。
ペッパーたちが息を呑んで見守る中、スタイルズは見事に外まわり宙返りをやってのけるが、次の瞬間、機はバランスを失って地面に激突した。
ペッパーは現場に駆けつけスタイルズを救出しようとするが、集まった見物人が捨てたタバコの火に誘導されて機に引火。
足を挟まれたまま焼死寸前のスタイルズを見るに忍びないペッパーは、傍の石でスタイルズを殴り殺した。
そして狂ったように飛行機に乗り込むと、機首を地面すれすれにさげ、見物人たちをけちらした。
その混乱で何人かが怪我をして、ペッパーは永久に飛行免許証を失った。
ペッパーはあまりのショックに、モードと結婚して人並みの生活に入ろうと決心するが、数カ月程たって、オルソンがハリウッドの映画会社で飛行スタントマンとして働いていることを聞くと、矢も盾もたまらず、ピータースドルフという偽名を使ってハリウッドに乗り込むのだった。
そこではちょうど、ドイツの空の勇士ケスラーの活躍を描いた映画がケスラー本人の主演で撮影されていた。
スタントマンとして雇われたペッパーは、映画の中でケスラーと1対1の空中戦を演じることになった。
撮影が進むにつれ、ペッパーとケスラーの間には深い友情が芽生えていった。
クライマックスの空中戦場面撮影の日、2人は監督の眼を盗んで大空に舞い上がった。
地上ではカメラが廻り始め、ペッパーとケスラーは大空を背景に、13年前ヨーロッパの空で見せたと同じような空中戦を展開する。
カメラが止まっても2機は降りてこなかった。やがて誰の眼にも、ケスラーがその死闘に破れたことが明らかになる。
ペッパーはかつてケスラーが本当の戦闘でしたように、敗れた相手の勇気を讃えて大きく翼を振ると、大空に弧を描き、雲の彼方に飛び去っていった。

posted by USA MOVIE 野郎 at 07:50 | Comment(0) | 1975年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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